ドリップコーヒーを淹れるときに使用する、『ドリッパースタンド』をご存知でしょうか?さらにコーヒーの淹れ方にこだわりたいという方におすすめのアイテムで、今回はその魅力と、おすすめ商品10選をご紹介します。
目次
ドリッパースタンドは必要?

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『ドリッパースタンド』や『ドリップスタンド』という名前で販売されている、ドリッパーを支えるスタンドは、なくてもコーヒーを淹れることはできるため持っていない方も多いでしょう。しかし、ドリップコーヒーを思う存分楽しみたいなら、持っておいて損のないアイテムなんですよ。
高さ調節ができ抽出量が分かりやすい
身長や机の高さによって、ドリッパーの高さも調節したいと思っている方も少なくなく、その微妙な高さ調節でコーヒーを淹れるのが楽になったり、より美味しく淹れることができるようになります。そんなときにドリッパースタンドがあれば、より好みの高さに調節でき無駄なストレスを減らせます。
さらに、通常はドリッパーをコーヒーサーバーの上に乗せて淹れますが、ドリッパースタンドを使えば離して設置することができるため、コーヒーの抽出量を見ながら淹れることができ、より正確に抽出することが可能です。
また、コーヒーサーバーを使用せずマグカップに直接抽出したいときも、マグカップにどれくらい入ったかを見ながら淹れられるので、溢れさせてしまうような失敗もなくなりますよ。
かっこいい演出が可能
コーヒーの淹れ方はいくつかありますが、カフェなどでよく見かけるサイフォン式はかなりドラマチックですよね。その反面、ドリップ式はちょっと地味な淹れ方に見えてしまい、それを解消してくれるのがドリッパースタンドです。
ドリッパーとサーバーの間に挟むだけで“プロ感”を出せ、スタイリッシュな演出に変られるでしょう。今まではドリッパーとサーバーのデザインやカラーでしかおしゃれ感を出せませんでしたが、ドリッパースタンドが加わることで幅が広がり、こだわりを見せることができますよ。
ドリッパースタンドはサードウェーブと共に広まった!
そもそもドリッパースタンドが広まったのは、サードウェーブが大きく関係していると言われています。
サードウェーブコーヒーとは、コーヒーの流行を表していて、ファーストウェーブ、セカンドウェーブを経て、2000年代ごろに始まり現在も続くコーヒースタイルです。コーヒー豆の生産者を大切にする仕組みができ、大量生産ではなくより品質にこだわるようになり、コーヒー1杯の価値が高まりました。
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サードウェーブの流行に乗っているカフェやコーヒースタンドは、1人のお客様のためだけに1杯を淹れるというスタンスを取っていて、そのときの演出に役立ったのがドリッパースタンドだったのです。
今ではドリップコーヒーを提供する多くのコーヒー店が、ドリッパースタンドを使用して淹れていて、それに憧れを持ち家でもドリッパースタンドを使用する方が増えています。
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ドリッパースタンドの選び方

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ドリッパースタンドはどれも似たように見えるかもしれませんが、デザインのこだわりはもちろん、自分に合ったものでないと逆に使いにくくなってしまうこともあります。失敗しない選び方を覚えておきましょう。
ドリッパーやカップのサイズに合わせる
そもそもドリッパースタンドは、ドリッパーやカップのサイズに合っていないと使用することができません。すでに持っている器具のサイズを確認し、合うものを探す必要があります。
これから器具を揃えるという方は、気に入ったドリッパースタンドを見つけて、それに合わせてドリッパーやカップを選ぶという方法もあるでしょう。
また、同時に数杯分のコーヒーを淹れるという場合は、サイズの大きなドリッパースタンドを探してみましょう。カップをいくつか並べながら使うことができるものもあり、大変便利ですよ。
忘れてはいけないのが、保管するときの場所が確保できるかどうかです。種類によっては幅を取るものもあるため、総合的なサイズ感で選ぶようにしてください。
使いやすい形状がおすすめ
おしゃれに特化したドリッパースタンドもありますが、特に初心者の方は扱いやすい形状のものを選びましょう。
ドリッパースタンドはなくてもコーヒーを淹れることができてしまうため、自分の身長や手の長さ、コーヒーの淹れ方の癖などに適応していないと不便に感じて、使用しなくなってしまうかもしれません。
高さ調節の仕方や、安定感などもよく見て、長く愛用できるものを選びましょう。
おしゃれなデザインだと気分が上がる
最後に気にしたいのがデザイン性です。やはりコーヒーを楽しむには雰囲気も重要なので、サイズ感が合っていて使いやすいドリッパースタンドの中から、部屋の雰囲気や好みに合ったデザインを選ぶと、失敗なく選べるでしょう。
今は多くの種類が発売されているので、こだわりを持って選んでみてくださいね。
おすすめドリッパースタンド10選
【ハリオ】V60オリーブウッドスタンドセット
『ハリオ』のドリッパースタンドは、V60のドリッパーにぴったりフィットする形状となっています。専用に作られてはいますが、他のメーカのものでもサイズが合えば使用できるので、安心してください。
スタンドの素材はぬくもりを感じるオリーブの木で、硬く耐久性がある素材のため長期間使用しても破損の心配が少ないですよ。また、どんな部屋にも馴染みやすいシンプルなデザインなので、ナチュラルなインテリアとしても活躍してくれるでしょう。
材質 |
オリーブウッド |
サイズ |
幅15.6×奥行16×高さ24.8cm |
容量 |
1~4杯用 |
【ホルツクロッツ】ラインドリップスタンド
ドリップスタンド+セラミックドリッパー+400mlガラスサーバ
3本のボルトで自由に高さを調節することができるドリッパースタンドで、コーヒーサーバーやカップの高さに合わせることができます。
ウッドの土台に真鍮のバーがついている近代的なデザインで、ゴールドが美しく輝きます。このゴールドは高価な金メッキで処理されているので、変色や剥がれなどは少なく、長期間使用しても劣化が見えにくいのが嬉しいですね。
スタイリッシュさにこだわりたい方におすすめです。
材質 |
ウッド・ゴールドメッキ |
サイズ |
幅9×奥行19.2×高さ23.5cm |
容量 |
― |
【カリタ】WDG-185 スタンドセット
岐阜県の南西部にある“根尾の森”の木を使用したドリッパースタンドで、木の価値を新たに見直した大変品質の高いアイテムです。
木材は大きく分けると“針葉樹”と“広葉樹”の2種類に分けられ、広葉樹は高級インテリアなどにも使用される高品質なものとなります。
そのため規格に見合わないものは紙の原料やさまざまな燃料として出荷されてしまいますが、それだけ品質が高いものなのだから大切に商品化しようと生まれたのがこのドリッパースタンドなのです。
質感や穏やかな光沢などからその品質の高さは一目瞭然で、使用すればリッチな気分が味わえますよ。
材質 |
広葉樹無垢材オイル仕上げ |
サイズ |
20×奥行11.3×高さ21.5cm |
容量 |
2~4杯用 |
【キントー】SLOW COFFEE STYLE SPECIALTY 04 ブリューワースタンド
徹底してシンプルさにこだわったドリッパースタンドを展開しているのが、『キントー』です。「心満たされる豊かな日常を生み出すために」をモットーとしているキントーは、ナチュラ須佐や自分らしさを大切にし、過度な装飾やカラーリングを施しません。
それでいて使い勝手が良いように、高さは自在に調節でき、背の低いマグカップから、高さのあるピッチャーまで対応できます。スタイリッシュな黒色は性別や年齢を問わずに使用しやすいので、プレゼントなどでも喜ばれるでしょう。
材質 |
ステンレス (鋳造) |
サイズ |
幅12.5×奥行13×高さ21cm |
容量 |
― |
【コレス】コーンフィルター専用スタンド
コーンフィルターとは先がとがったフィルターのことで、抽出具とが一点に集中してコーヒーオイルが存分に抽出できるため、しっかりとした味わいを感じることができます。
『コレス』のドリッパースタンドはそんなコーンフィルター専用となっていて、少し特殊ではあるもののこだわりが強い上級者から愛されている逸品です。
自分でベースやスタンドをねじ止めしながら組み立てるのも人気のひとつで、まるでDIYしたような気分に浸れますよ。コンパクトに収納したいときは、分解すれば良いというのも利点です。
材質 |
ステンレス・竹 |
サイズ |
幅13.5×奥行17.5×高さ32.5cm |
容量 |
― |
【山崎実業】ドリップ式コーヒースタンド
『山崎実業』のドリッパースタンドは、一見何に使用するのか分からないようなデザインですが、一度に複数のドリッパーを並べ、同時にドリップできるようになっています。
カフェなどでも愛用されているデザインは、お客様が来たときなどには演出力も抜群で、重宝すること間違いなしでしょう。
また、ドリップが終わればサーバーやカップをスッと取り出せる設計なので、間違えて倒してしまうような失敗も少なく、使用後は折りたたんで収納も可能です。
カラーはブラックとホワイトがあるので、部屋の雰囲気に合わせて選んでみてください。
材質 |
― |
サイズ |
幅29×奥行12×高さ14.2cm |
容量 |
1~3杯分 |
【イワキ】コーヒーポット&ドリッパーセット K9966DS-M
『イワキ』のドリッパースタンドも、ちょっと個性的な見た目が特徴的でが、1番手軽に効率良く使用できるようにと計算されたデザインとなっています。
それだけではなく、インテリアにも特化していて、キッチンやダイニングなどに置いておいてもさりげなく馴染み、ウッドの温かみも相まってかなりおしゃれでしょう。思わず自慢したくなるようなドリッパースタンドです。
材質 |
合板(オイル仕上げ) |
サイズ |
17.5×奥行13×高さ26.5cm幅×奥行×高さ×cm |
容量 |
2~4杯用 |
【ゼロジャパン】ドリッパースタンド DS-15
ステンレス素材でできたメタリックなデザインが印象的な、『ゼロジャパン』のドリッパースタンドです。1枚のステンレスから作られているため、余計なつなぎ目などがなくかなりスタイリッシュにまとまっていて、男性からも多くの支持を得ています。
軽さを重視したドリッパースタンドも多いですが、ゼロジャパンは適度な重さを大切にし、重厚感が高級感へと繋がっています。
材質 |
ステンレス |
サイズ |
幅11×奥行12×高さ11.3cm |
容量 |
1杯用 |
【HiTORi】1カップコーヒードリッパーHiTORiスタンド
『HiTORi』のドリッパースタンドは、コンパクトにまとまっていて、場所を取らずおしゃれにドリップコーヒーを淹れることができます。
一度に複数杯分のコーヒーを淹れることはできませんが、1杯にこだわることができ優雅なひと時を過ごせるでしょう。材質はスチール鋼なっていて、とても丈夫で加工がしやすいという特徴があり、小ぶりながらも安定感は抜群です。
材質 |
スチール鋼 |
サイズ |
幅8×奥行9.5×高さ16cm |
容量 |
1杯用 |
【ロックスモーション】真鍮製 珈琲スタンド
デザイン性を重視した『ロックスモーション』のドリッパースタンドは、まるでロボットのような真鍮アームと、どこか懐かしい天然木の台座が絶妙にマッチし、高級感を存分に醸し出しています。
バリスタからも人気というだけあり、機能性にも優れ、アームの位置を調節することで幅広い高さに合わせることが可能です。一見繊細そうにも見えますが安定感は抜群で、ドリッパーをしっかり支えますので、コーヒーも淹れやすくなりますよ。
贅沢なひと時を過ごしたいときに、ぜひ使用したいコーヒードリッパーです。
材質 |
真鍮・天然木 |
サイズ |
幅18×奥行14×高さ16~30cm |
容量 |
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ドリッパースタンドでおしゃれにコーヒーを淹れよう!
ドリップコーヒーを淹れるとき、ドリッパーを支え高さを絶妙に調節し、より繊細にコーヒーを淹れることができるのがドリッパースタンドです。機能面だけでなくコーヒーを淹れるときの演出にも一役買い、スタイリッシュでドラマチックに淹れることもできるんですよ。
持っているコーヒー器具のサイズに合うもの、扱いやすい形状のも、そしてお気に入りのデザインから選ぶことで、失敗なく長く愛用できるドリッパースタンドを見つけることができるでしょう。
ドリッパースタンドはなくてもドリップコーヒーを淹れることができるため、初心者の方は揃えないケースも多いですが、メリットも多く雰囲気を味わうことができるため、慣れたらぜひ揃えてほしいアイテムです。今回ご紹介した10選を参考にして、お気に入りを見つけてみてください。
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