コーヒーのお供としてよく選ばれるチョコレートですが、その相性の良さの秘密はは何なのでしょうか?製造過程や成分を比べてみると、まったく違うように感じるコーヒーとチョコレートの、類似点が見つかります。この2つの相性の秘密や、おすすめの組み合わせをご紹介します。
目次
コーヒーとチョコレートが合う理由は?

チョコレートは緑茶と合わせるのは難易度が高いですが、コーヒーのお茶請けとしては抜群の相性ですよね。一見まったく別物に見えるコーヒーとチョコレートは、深く掘り下げてみると似ている点が見つかり、食べ合わせとして良い相乗効果を生むのです。
コーヒー豆とカカオ豆の相性が良い
チョコレートの原料であるカカオ豆。実はコーヒー豆ととても似ていて、相性が良い要因となっています。
原産地が近い
カカオ豆の原産地は、コートジボワールやガーナ、ナイジェリなどの西アフリカが中心で、さらにブラジルなどの南アメリカ、インドネシアなどの東南アジアでも生産されています。
コーヒー豆はカカオ豆より多くの地域で栽培されていますが、主となる地域はブラジルやコロンビア、ベトナムといったところで、カカオ豆の原産地と近く似たような場所で作られています。
栽培や収穫方法が同じ
コーヒー豆は、温度、日当たり、雨、土質という4つの条件が揃わないと栽培することができません。先ほどご紹介した原産地は赤道付近に集合していて、『コーヒーベルト』と呼ばれる地帯でもあります。
カカオ豆も環境の条件が厳しく、年間平均気温は27℃以上で、湿度の高く気温の変化が少ない地域が好ましいとされています。これはまさにコーヒーベルトに当てはまるため、コーヒー豆もカカオ豆も、近い場所で栽培されることが多いのです。
さらに、収穫方法も機械摘みと手摘みの2種類と同じで、手間のかかる手摘みの方が高級になることが多いでしょう。
風味や成分が似ている
生産地や収穫方法が同じである実のため、生物学的にはまったく異なる植物でも、味や成分が少し似てきます。
加工される前の味は酷似
カカオ豆もコーヒー豆と同じように焙煎され、旨味を十分に引き出してからチョコレートへと生まれ変わります。豆の加工方法や焙煎具合はほとんど同じで、さらにこの段階ではカカオ豆の方が少し大きいですが、見た目もよく似ています。
そして、好みのコーヒー豆を見つけるとき、豆の種類や焙煎方法などから酸味や苦みを調節するのと同じように、カカオ豆も完成するチョコレートの味を左右するため、加工段階で厳選されるのです。
豆の段階のカカオはとても苦いというのも、コーヒー豆とよく似ています。
カフェインとポリフェノールが配合
コーヒーの成分と言えば、カフェインが有名ですね。実はカカオ豆にも少量のカフェインが含まれ、カフェインと似た作用をもたらす“テオブロミン”も配合されています。
コーヒー豆と比べると微量ではあるものの、妊婦や小児は多量摂取を控えるよう言われる程度は含まれていますので、覚醒作用などをもたらします。
さらに、コーヒー豆にはポリフェノールも豊富に含まれていて、その量はカフェインよりも多いのだそうです。
チョコレートもポリフェノール効果を謳った商品が発売されるほど、豊富に含まれているので、どちらも身体に効果を与えてくれる成分が配合された豆ということとなります。
コーヒーとチョコレートには嬉しい効果が!

コーヒーとチョコレートは、嗜好品としてのイメージが強いですが、実は嬉しい効果が期待できる食品でもあります。
覚醒作用
眠気覚ましにコーヒーを飲む方も多いですが、これはカフェインが配合されていることが大きく関係しています。
同じように、チョコレートにも覚醒作用があるため、合わせて口にすることで、眠気を覚ましてくれるのはもちろん、集中力や記憶力のアップも期待できます。
アンチエイジング
ポリフェノールには血液の流れを促進したり、便通を良くする働きが期待できるため、体内の酸化を防止できると言われています。また、血圧を下げて善玉コレステロールを増やすため、体の老化を抑制し、アンチエイジングに役立つでしょう。
脂肪燃焼作用効果
アンチエイジング効果としても有効なポリフェノールですが、新陳代謝を上げることから脂肪燃焼にも効果が期待できます。さらに“クロロゲン酸”という成分も脂肪燃焼を促進するので、食べ方や飲み方に気をつければダイエット時にも活躍するでしょう。
コーヒーとチョコレートのおすすめの組み合わせ

最後に、コーヒーを飲むときにおすすめのチョコレートの組み合わせをご紹介します。コーヒー豆の種類や焙煎度合いなどに合わせて、チョコレートも選んでみましょう。
コクが強い深煎りコーヒーにはビターチョコレート

出典:Amazon
深煎りでコク深いコーヒーを飲むときは、味がしっかりとしているので、それに負けないビターチョコレートがおすすめです。苦味が合わさりあって、優しい甘みを感じることができるでしょう。
コーヒーの苦みが苦手な方にぴったりな組み合わせで、ここで甘めのチョコレートを合わせると、逆にコーヒーの苦みが際立ちます。
バランスが良い中煎りコーヒーにはミルクチョコレート

出典:Amazon
苦みと酸味のバランスが良い中煎りコーヒーを飲むときは、マイルドさに共通点があるミルクチョコレートがおすすめです。
さらにコーヒーにミルクを入れてカフェオレなどにするときも、同じミルクが配合された甘めのチョコレートがぴったりですよ。
誰にでも馴染みやすいおすすめの組み合わせです。
さっぱりした浅煎りコーヒーにナッツ入りなどのチョコレート

出典:Amazon
酸味が特徴的な浅煎りコーヒーを飲むときは、フルーツやナッツ入りのチョコレートがおすすめです。お互いの酸味の相性が良く、さらに浅煎りの味にナッツなどの香ばしさが加わり、味のコクが深まるでしょう。
コーヒーにチョコレートを合わせて贅沢なブレイクタイムに!

コーヒーを飲むときに、ちょっと何か食べたいと思ったなら、ぜひチョコレートを合わせてみてください。チョコレートの原料であるカカオ豆とコーヒー豆は類似点が多く、お互いの味を助け合いより複雑でコクのある味を作り出すことができます。
さらに配合されている成分も似ていることから、覚醒作用やアンチエイジング、ダイエット効果などもより期待できるようになります。組み合わせることで相乗効果が生まれるコーヒーとチョコレートは、ブレイクタイムに口にすればいつもより贅沢な気分になれること間違いなしですよ。
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